昔、珊瑚事件というのがあった。
朝日新聞珊瑚記事捏造事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E%E7%8F%8A%E7%91%9A%E8%A8%98%E4%BA%8B%E6%8D%8F%E9%80%A0%E4%BA%8B%E4%BB%B6
この珊瑚事件は、傷つきやすい珊瑚であり、今や環境変動に弱く次第に減少している珊瑚礁、その保護をしないといけないのに、こういう悪い奴がいる、我々はこういうことをする奴を許してはいけない、そして我々はこういうことを教訓に環境保護に努めなければならない、と読者に説教を垂れているという訳です、マスコミ様が。
しかし、実は、珊瑚を傷つけたのは朝日新聞のカメラマンだったということが発覚した、、、という顛末だったというのが、この珊瑚事件。
弱者(マスコミ認定という但し書きがつく)の味方面して、強者と思われる者を悪者にして糾弾する、そういう記事を出すことで新聞や雑誌を売る。これは、マスコミが昔からやってきたやり方で、今も変わらない。
この事件以降も同種の捏造報道がなされてきた。もちろん朝日だけじゃない。
自ら事件を捏造しというのではなくても、事実の細切れを組み合わせて(自分の主張に都合の良いものだけをつなぎ合わせ、都合の悪い事実は取り上げないで)、さもこんな悪者がいるという主張を、マスコミはさかんにやってきたし、いまもしている。
(マスコミだけじゃない検察もこれをやっているのは、あの偽障害者郵便事件でよく分かる)
こういうことを頭にいれてこの「ワクチン被験者出血事件」を見てみると、またぞろ同じことをやっているようだというのが分かってくる。
そのワクチン被験者出血事件とは。
まず、朝日の第一報。でかでかと一面に出た。
(たぶんしばらくしたら消えてしまうと思うので保存の意味でも全部引用しておきます、あの大淀病院産婦脳出血事件の毎日新聞の記事、今や貴重品になっている)
東大医科研でワクチン被験者出血、他の試験病院に伝えず
http://www.asahi.com/health/news/TKY201010140469.html
2010年10月15日の記事です。
-----(ここから引用)-----
東京大学医科学研究所(東京都港区)が開発したがんペプチドワクチンの臨床試験をめぐり、医科研付属病院で2008年、被験者に起きた消化管出血が「重篤な有害事象」と院内で報告されたのに、医科研が同種のペプチドを提供する他の病院に知らせていなかったことがわかった。医科研病院は消化管出血の恐れのある患者を被験者から外したが、他施設の被験者は知らされていなかった。
このペプチドは医薬品としては未承認で、医科研病院での臨床試験は主に安全性を確かめるためのものだった。こうした臨床試験では、被験者の安全や人権保護のため、予想されるリスクの十分な説明が必要だ。他施設の研究者は「患者に知らせるべき情報だ」と指摘している。
医科研ヒトゲノム解析センター長の中村祐輔教授(4月から国立がん研究センター研究所長を兼任)がペプチドを開発し、臨床試験は08年4月に医科研病院の治験審査委員会の承認を受け始まった。
朝日新聞の情報公開請求に対し開示された医科研病院の審査委の議事要旨などによると、開始から約半年後、膵臓(すいぞう)がんの被験者が消化管から出血、輸血治療を受けた。医科研病院はペプチドと出血との因果関係を否定できないとして、08年12月に同種のペプチドを使う9件の臨床試験で被験者を選ぶ基準を変更、消化管の大量出血の恐れがある患者を除くことにした。被験者の同意を得るための説明文書にも消化管出血が起きたことを追加したが、しばらくして臨床試験をすべて中止した。
開示資料などによると、同種のペプチドを使う臨床試験が少なくとも11の大学病院で行われ、そのすべてに医科研病院での消化管出血は伝えられていなかった。うち六つの国公立大学病院の試験計画書で、中村教授は研究協力者や共同研究者とされていたが、医科研病院の被験者選択基準変更後に始まった複数の試験でも計画書などに消化管出血に関する記載はなかった。
厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」は「共同で臨床研究をする場合の他施設への重篤な有害事象の報告義務」を定めている。朝日新聞が今年5月下旬から中村教授と臨床試験実施時の山下直秀医科研病院長に取材を申し込んだところ、清木元治医科研所長名の文書(6月30日付と9月14日付)で「当該臨床試験は付属病院のみの単一施設で実施した臨床試験なので、指針で規定する『他の臨床研究機関と共同で臨床研究を実施する場合』には該当せず、他の臨床試験機関への報告義務を負いません」と答えた。
しかし、医科研は他施設にペプチドを提供し、中村教授が他施設の臨床試験の研究協力者などを務め、他施設から有害事象の情報を集めていた。国の先端医療開発特区では医科研はペプチドワクチン臨床試験の全体統括を担う。
厚労省は朝日新聞の取材に対し「早急に伝えるべきだ」と調査を始め、9月17日に中村教授らに事情を聴いた。医科研は翌日、消化管出血に言及した日本消化器病学会機関誌(電子版)に掲載前の論文のゲラ刷りを他施設に送った。論文は7月2日に投稿、9月25日付で掲載された。厚労省調査は今も続いている。
清木所長は論文での情報提供について「朝日新聞の取材を受けた施設から説明を求められているため、情報提供した」と東大広報室を通じて答えた。(編集委員・出河雅彦、論説委員・野呂雅之)
-----(引用、終わり)-----
よく分からない、いったい何が問題なのか曖昧模糊とした記事です。
ただ、ニュアンスとしては、中村教授が開発した未承認の「ペプチド」なるものの臨床試験で、「有害事象」なるものを公開すべきだったのに隠したようだ、隠蔽したようだというようには読み取れる、少なくとも、読者にそう読まれるような書き方をしていると私は感じた。私が強調した部分、それを補強するために、こんなことが起きた、他施設の研究者のコメント(こういうコメントが本当になされたのでしょうか?)や厚労相の倫理指針などを持ち出しているんでしょう。
マスコミがこういうことをやっている場合には、絶対その主張を信用してはいけない。
で、この記事の後、社説でこう言っている。
東大医科研―研究者の良心が問われる
http://www.asahi.com/paper/editorial20101016.html
まさに、マスコミ様がモラルを垂れるの図であります。
内容は、、、
-----(ここから引用)-----
新しい薬や治療法が効くのかどうか。その有効性や安全性について人の体を使って確かめるのが臨床試験だ。
研究者は試験に参加する被験者に対し、予想されるリスクを十分に説明しなければいけない。被験者が自らの判断で研究や実験的な治療に参加、不参加を決められるようにするためだ。
それが医学研究の大前提であることは、世界医師会の倫理規範「ヘルシンキ宣言」でもうたわれている。ナチス・ドイツによる人体実験の反省からまとめられたものだ。
東京大学医科学研究所が開発したがんペプチドワクチンの臨床試験をめぐり、そうした被験者の安全や人権を脅かしかねない問題が明らかになった。
医科研付属病院で被験者に起きた消化管出血が「重篤な有害事象」と院内で報告されたのに、医科研は同種のペプチドを提供している他の大学病院には知らせていなかったのだ。
医科研病院では出血のリスクがある患者を除くように臨床試験の実施計画を改め、被験者の同意をとるための説明文書にもその旨を書き加えた。
被験者の選択基準を改めるのは重要な計画変更である。だが、連絡を受けなかった他の大学病院では、被験者は自発的参加の判断材料となる情報が得られなかったことになる。
医科研はペプチドを提供した大学病院から有害事象の情報を集めていた。医科研は「報告義務を負わない」というが、被験者の安全と人権を守る観点に立てば、医科研の側からも情報を提供すべきだった。
細川律夫・厚生労働大臣は「事実関係をしっかり調査したい」としている。大学病院の被験者に事実が伝えられたのか確認を急いでもらいたい。
国内では、薬の製造販売の承認に必要なデータ収集を目的とした臨床試験を特に「治験」と言い、薬事法などの法令で厳格に管理している。
一方、今回のような研究者主導の臨床試験については厚労省の行政指針で対応している。指針に強制力や罰則はない。被験者の安全を守るためには、この二重基準を解消して、こうした臨床試験にも行政など外からの目でチェックする仕組みが必要だ。
また今は臨床試験のデータをそのまま新薬開発には使えず、改めて治験が必要だ。研究者の負担は大きく、欧米との開発競争に後れをとることにもなりかねない。
政府は大学の研究成果を画期的な医薬品の開発につなげることを、新成長戦略の一つの柱と位置づけている。
法律によって統一的な研究審査システムを整え、治験以外の臨床試験で収集したデータも新薬の承認審査に使えるようにする。二重基準の解消は、被験者の安全を守り、研究成果の効果的な活用にもつながるはずだ。
-----(引用、終わり)-----
お前らはモラルに反した悪い奴らだということなんでしょう。
これを主張したいがために先の記事を出したのは、まず間違いない。
でも、まてよと。
ヘルシンキ宣言や臨床試験の指診など、誰も反対しないことを持ち出しているが、本当に東大医科研はそれらに反したことをやったのか?
この事実関係をはっきりさせないと、この朝日の社説は誹謗中傷と変わらないことになるのでは?
他の新聞、通信社も後追い記事を出しているが、なんか奥歯にものが挟まったような書き方をしています。
何かおかしい。
ますますおかしい。
これに関して、MRICのメーリングリストから反論メールが送られてきました。
これも、全文引用しておきます。
Vol. 324 科学・技術ガバナンスの原理原則を論ず
-----(ここから引用)-----
―萎縮医療から萎縮研究への負のスパイラルを止めよ―
構想日本 政策スタッフ
社会医療法人 河北医療財団 理事長政策室 室長
東京大学大学院総合文化研究科 広域科学専攻
田口 空一郎
2010年10月15日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp
1.朝日新聞によるがん治療ワクチン報道
10月15日、朝日新聞が「東大医科研でワクチン被験者出血、他の試験病院に伝えず」という報道が流れた。何を伝えたいのか、私には真意が理解しかねる記事だった。
がん治療ワクチンの先端研究が行われ、その治験が行われる中で、出血という有害事象が生じたということをここまで大きく全国紙が取り上げることの意義は何なのか?
以下に朝日新聞の同記事を一部抜粋すると、
『東京大学医科学研究所(東京都港区)が開発したがんペプチドワクチンの臨床試験をめぐり、医科研付属病院で2008年、被験者に起きた消化管出血が「重篤な有害事象」と院内で報告されたのに、医科研が同種のペプチドを提供する他の病院に知らせていなかったことがわかった。医科研病院は消化管出血の恐れのある患者を被験者から外したが、他施設の被験者は知らされていなかった。
このペプチドは医薬品としては未承認で、医科研病院での臨床試験は主に安全性を確かめるためのものだった。こうした臨床試験では、被験者の安全や人権保護のため、予想されるリスクの十分な説明が必要だ。他施設の研究者は「患者に知らせるべき情報だ」と指摘している。
医科研ヒトゲノム解析センター長の中村祐輔教授(4月から国立がん研究センター研究所長を兼任)がペプチドを開発し、臨床試験は08年4月に医科研病院の治験審査委員会の承認を受け始まった。
~中略~
厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」は「共同で臨床研究をする場合の他施設への重篤な有害事象の報告義務」を定めている。朝日新聞が今年5月下旬から中村教授と臨床試験実施時の山下直秀医科研病院長に取材を申し込んだところ、清木元治医科研所長名の文書(6月30日付と9月14日付)で「当該臨床試験は付属病院のみの単一施設で実施した臨床試験なので、指針で規定する『他の臨床研究機関と共同で臨床研究を実施する場合』には該当せず、他の臨床試験機関への報告義務を負いません」と答えた。
しかし、医科研は他施設にペプチドを提供し、中村教授が他施設の臨床試験の研究協力者などを務め、他施設から有害事象の情報を集めていた。国の先端医療開発特区では医科研はペプチドワクチン臨床試験の全体統括を担う。』
http://www.asahi.com/science/update/1014/TKY201010140469.html
つまり東大医科研は、厚労省の倫理指針に基づき治験患者の消化管出血情報を他施設に報告すべきなのに報告しなかった、その責任者は中村祐輔教授である、ということをほのめかす内容となっている。
他方、東大医科研が同じく10月15日に開いた会見では、今回の有害事象が生じた治験は東大医科研付属病院が単独で実施した研究プロジェクトであり、東大医科研ヒトゲノム解析センター中村祐輔研究室が実施するがん治療ワクチンの多施設共同研究プロジェクト(http://www.ims.u- tokyo.ac.jp/nakamura/main/cancer_peptide_vaccine.pdf)とはまったく別のプロジェクトであること、したがって他施設に報告する義務は存在しなかったことが明らかとなった。
また、治験に使用したがん治療ワクチンは中村祐輔教授が開発したものでも特許権を保有するものでもなく、ただ同氏がかつて取締役を務めたオンコセラピーサイエンス社の提供するワクチンであったこと、などの諸事実が発表され、朝日新聞の記事に大きな事実誤認や論理の飛躍が見られたことが明らかとなった。
結局、朝日新聞の記者が何を意図してこの記事を書いたのか、今もって不明のままだ。しっかりした事実調査もせず、先端医療の危険性を煽り、中村祐輔教授への個人攻撃を意図していたと取られても仕方のないような内容となっていた。
2.科学・技術ガバナンスはアクセルとブレーキの使い方次第
そもそも科学・技術のイノベーションにリスクは不可避だ。この事実は有史以来の科学史・技術史を眺めても明らかだろう。特に現代の科学は、メガサイエンスともいわれる研究インフラの巨大化や、研究技術の高度化・集積化が著しくなっている。また新技術が生まれた結果に対する物理的・社会的リスクだけでなく、新技術が生まれるプロセスの実験・治験段階に発生する物理的・社会的リスクにまで、我々が認識できるリスクの範囲が拡大してきてしまっている。
我々はそうしたリスクを引き受けながら、それでも科学・技術のイノベーションを促進しつづけていくのか、という近代批判的な問いももちろん可能だろう。今回の朝日新聞はそうした直観にどこか通じるものがある。しかし近代の科学・技術の科学・技術たるゆえんは、我々の直観や科学者個人の倫理観を超えて、独自の「科学・技術システム」として自律的・自己増殖的に進化を重ねていくという点に見出される。これを科学者個人のモチベーションに置き換えれば、科学者の「知的好奇心」とでも呼ぶべきものへと翻訳可能かもしれない。つまり、我々人類は、一度その一端を知ってしまった事実や世界―たとえばゲノムであり宇宙の神秘でもあるだろう―への好奇心、探究心を止めることはできない。もちろんここには、産業資本主義に独自の利益最大化システムも絡み合っており、科学者個人の心理的なモチベーションにすべてを還元することは不可能である。
それでは我々こうした自己増殖的な近代科学・技術システムに固有のイノベーション・プロセスとどう向き合うべきなのか?今回の朝日新聞記事に垣間見えるような、単なる直観的な違和感に基づく(いわば手続き論的な)ブレーキだけではこのシステムを上手くガバナンスできないことは明らかだろう。
当然、手続き的な正当性も必要ではあるが、科学・技術システム独自のイノベーションのプロセスをしっかり吟味し、どの方向にそれを導くか、そのアクセルの取り方、舵の取り方こそ最大の課題といえるだろう。具体的には、今回のがん治療ワクチンでいえば、単なる人体実験的な治験ということはありえず、あくまで患者の視点に寄り添った、患者のためのイノベーション促進のための舵取りであるべきことは論を俟たない。
今回の朝日新聞記事は、前者の人体実験的疑念に貫かれているように思われるが、中村祐輔教授が元々優秀な臨床医であり、末期の若年がん患者らとの対話の中で先端がん治療研究の道を志したことは知る人ぞ知る事実である。中村教授による、患者の視点に寄り添った、患者のための医療技術イノベーションを心から期待したい。
3.最後に:生老病死とがん研究の今後について
私も個人的に2年前に父をがんで失い、現在も母が再発がんと闘病している環境にある。おそらく今後数十年以内に、両親が向き合ったがんに対する治療技術も相次ぐイノベーションによって様変わりしていることだろう。よく末期がん患者に対する死生観の必要性が説かれている。宗教的な規範の希薄なわが国においては確かにそうした側面もあるだろう。しかし科学・技術の背景にある自然に対する好奇心は、各人の中にある自然としての肉体(human nature)に対しても向けられるべきであると思う。
つまり自然の中の一部に過ぎない自らの肉体的な生老病死の現実とそのプロセスを理解し、それを受け入れること、その上で医療的な介入という選択肢もありうるが、それは単なる技術に過ぎず、肉体(自然)の限界それ自体を変えることはできないということ、そうした各自の肉体も含めた自然理解の促進こそ、実は科学・技術(特に自然科学のそれ)がはらむ問題と限界を理解することに繋がるといえるだろう。まっとう(decent)な科学・技術ガバナンスとは、そうしたまっとうな自然理解に基づくガバナンスに他ならないのだ。
現在、政権交代後の医療改革の中で最大の山場の1つである国立がん研究センターを始めとするナショナルセンターのガバナンス改革が進む中、国立がん研究センターの嘉山理事長の改革手腕には全国の医療者や研究者、永田町の医療政策立案者たちが熱い注目を寄せている。人事的な内部闘争が聞こえ漏れる中、患者の視点に寄り添った、まっとうな世界最先端を行くがん研究拠点づくりを実現するためには、嘉山理事長の力強いリーダーシップと、同センター研究所所長でもある中村祐輔教授の世界に誇る研究実績のチームワークが不可欠だろう。
日本人ノーベル賞受賞が話題をさらった今日この頃、がん研究も含む今後の科学・技術ガバナンスのあり方について皆さんにもぜひじっくりとご一考いただきたい。
-----(引用、終わり)-----
最初の朝日の記事に事実誤認があると。
つまり朝日のあの社説は、自分で作り上げた亡霊に、おまえは悪い奴だ、おまえには良心はないのかと言っていることになる。
で、こういうことをマスコミがやってそれに大衆が迎合すると、日本の先端科学技術を担う優秀な人達は日本から逃げ出すことになる。あるいは、ノーリスクの問題だけを研究するようになる。誰にも非難させる恐れのない、しかし二流、三流の研究を。
そういやぁ、これも朝日新聞がやったのだったか、あの日本の宇宙開発の父である糸川教授を、さもスキャンダルがあるかのような記事を書き立てて葬った事件があった。
(もう記憶も曖昧で、インターネットでこれ関係のがないかと探したのですが、具体的で詳しいのが見つからない)
http://www.sf-fantasy.com/magazine/serials/develop/04.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ft1t-ocai/jgk/Power3rd/Extra/itokawa.html
http://blog.goo.ne.jp/bongore789/e/d63ec22d7c41ab420f01b76d66dc2c12
これらは、朝日の記事で退官に追いやられたということくらいしか分からない。
今回の朝日の記事も、中村教授という世界をリードする癌遺伝子研究のトップランナーへのバッシングの可能性がある。
こういうことで先端研究が頓挫したり、研究者が海外に脱出したりしないかと、私はそれが心配です。
そして、もちろんこういう先端研究が成功することを期待している癌患者、その家族は、さらに心配でしょうし、怒りさえ覚えることでしょう。
この項、続く
2010年10月19日
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