いつも訪問しているブログある産婦人科医のひとりごとには、「あれから2年」とタイトルがありました。
あれから2年、、、なんですね。
私も平成18年2月20日に 産婦人科医を県警が逮捕(福島)というエントリーを書いています。そこには、、、
信じられない。
どうなっているのか。
と書いている。
それほどの驚きでした。
あまり情報のない中で書いたのですが、それでも驚愕と言っていいほどだったのです。
その後、いろいろ情報を集める中(マスコミからの情報はまるで当てにならなかった、そして信用もおけないものだというのが本当によく分かった)、専門医が書かれているブログに行き当たり、そこで確診に変わった。
日本の司法が暴走した!
それまでいろいろなんじゃこれはという医療訴訟があるというのは、私も知ってはいました。しかし、この事件を知るまでは、マスコミから得るだけの情報では、さも医療側にミスがあるように思われ、患者、被害者も可哀想だと思っていた。
私は馬鹿だった、無知だったと思い知らされた。
また、その訴訟の裏で蠢いているいわゆる、なんとか被害者の会とか支援者の会とかいう連中のうさんくささも分かってきた。そして中には国の公的審議会の委員にまでなっている大物もいるというのも最近知りました。それほど、この国は腐っているのだと。「被害者」という武器、本当の被害者である必要はない、マスコミや大衆から「被害者」と見なされたらいい、そういう「被害者」という称号が、この国では最強の武器になるのだというのがよく理解できた。
その武器に、司法も影響され、歪んでしまっている。
それ以上に自ら暴走までしたというのが、この大野病院事件なのだ。
今年も2.18企画に参加します。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20080218
我々は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医の無罪を信じ支援します。
皆様には、ブログ新小児科のつぶやきやある産婦人科医のひとりごとを訪問されて賛同メッセージを寄せて下さるようお願いいたします。
この大野病院事件の事実経過については、いろいろなブログで解説されていますが、私から推薦のブログを一つ。
私のブログにもコメントして下さっている白鳥一声さんのエントリー
http://8910-1000.at.webry.info/200802/article_16.html
産科医不当逮捕・立件事件への抗議行動
この事件の裁判記録を知りたいというかたは、、、
周産期医療の崩壊をくい止める会やロハス・メディカル ブログに傍聴記があります。
それと共に、市民の医療問題への関心が高まることを望み、できるかぎりの努力を続けます。
(TBありがとうございました)
このような企画、これから増えていくかもしれない。
社会的な影響力という点では一般の署名活動よりは弱いかもしれませんが、それでも私たちの声が、いくばくかでもあの逮捕された起訴され、今裁判にかけられている産科医師の励ましになってくれればと願います。
本文にも書きましたが、もう崩壊は押しとどめられないでしょうが、、、
前回、キャンペーン巡りの慌ただしさで申し忘れてしまったのですが、ご紹介本当にありがとうございました。お礼遅れてしまって申し訳ありません(汗)
最近、ブログというツールを上手く使えないかと悩む毎日です。
このような企画もそうですが、それぞれの個人が手軽に意見を主張できるのは、使いようによってはとてつもないパワーを持ち得るのじゃないかという気がするのです。
> 崩壊は押しとどめられない
僕は、自分が医師免許を取るまでに少しは世の中を明るくしようという下心でがんばっていますよ(笑)