2006年12月01日

AIDS>日本は後進国

AIDSがアジア、アフリカで急増している。
そのうち3人に1人がAIDSで死亡する、そんな時代が来るとか。
しかし、先進国と言われる欧米では感染者数、患者数ともに減少に転じている。それは、市民一人一人が感染予防をきちんとし、かつ感染してもそれを早期に見つけ、発症しないように治療をしているからでしょう。ところ、いわゆる開発途上国と言われている国々では、そういう基本的なことがなされていない。国家レベルでも個人レベルでも。それは民度の問題もあるでしょうし、そもそもそういうことに金をかけられるだけの資力がもともとなかったり、内戦など治安が安定していないなど、これじゃどうしようもないと言わざるをえない部分もある。
日本は、そういう開発途上国ではない。金はあるし、国民の教育レベルも高い。にも関わらず、エイズ発症やHIV感染者が急増している。日本は、ことAIDSに関して言えば後進国です。

日本も感染爆発の恐れ 毎日3人以上増加の計算
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=38682
>日本の特徴は、エイズの症状が出て初めて感染が分かる例が後を絶たないことだ。

>1990年代後半に、現在治療法の主流となっている多剤併用療法が開発され、早い段階で服用を始めればエイズの発症を抑えられるようになった。その結果欧米では新規患者の発生が減少に転じたが、日本ではこの傾向が見られず、診断時に既にエイズを発症している人が、新規患者・感染者の約3割を占める。先進国でありながら「感染者が治療法の進歩の恩恵を十分受けられていない」(厚労省)ことを示している。

なぜなんでしょう?
自分が感染したかもしれないと心配しないということなのでしょうが、なぜ心配しないのか?
もしAIDSを発症したらと、なぜ心配しないのか?

これは、未だに日本ではHIV感染者が急増していることにも関係しているのかもしれません。
>比較的若い世代での感染拡大も、専門家の大きな懸念だ。過去5年ほどの新規感染者の35%程度が20代以下で、30代が約40%。性交渉による感染が感染経路のほとんどを占める。最近の各種調査で、性交渉の低年齢化も目立っている。

国家レベルで、徹底的な啓発活動をすべきじゃないでしょうか。
金をかけてテレビ広報を出す、それも、タバコの箱に書かれているような「吸い過ぎに注意しましょう」などというレベルのものではなく、きっちりした本当の警告を出すべきです。
コンドームなしの性交渉は、あなたをHIV感染の危険にさらします。そして、もし感染したらこうなります、のようなきちんとした警告を。
ラベル:健康 生活 医療
posted by machiisha at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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